お得な切符を見つけると、ふらっと旅立ちたくなりますよね!
格安切符の代表格として知られる「青春18きっぷ」は、1日2,000円台で全国のJRが乗り放題になることから、私も小学生のときから毎シーズン活用していました。
「青春18きっぷ」以外にも、鉄道が乗り放題になるお得な切符が沢山あるので、主なフリー切符をご紹介します!
※現在(2020/04/18)、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府より緊急事態宣言が発令されています。不要不急の外出自粛にご協力ください。事態が終息した後に、フリーきっぷで鉄道旅をお楽しみください。
尚、当ページ記載の情報は投稿時点のものです。利用条件などを含め、鉄道各社のホームページをご確認ください。
目次
青春18きっぷ|全国のJRが5日間乗り放題
日本全国のJR普通列車・快速列車の普通自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできる切符です。最も人気が高い格安きっぷです。
1回あたりの有効期限は乗車日当日限り
販売は5回分がセットで12,050円(1回あたり2,410円)
1人で5日に分けて使ったり、5人グループで日帰り旅行したりできる
「青春18きっぷ」という名前ではありますが、年齢制限などはありません。
毎年、学校の長期休暇に合わせ3シーズン販売されており、みどりの窓口等で購入できます。
若干の変更がある場合がありますが、春(3/1〜4/10)・夏(7/20〜9/10)・冬(12/10〜2/10)に利用できます。
その他にもルールがあるので、JRホームページでご確認ください。
例えば、静岡駅〜東京駅は普通列車・快速列車を乗り継ぎ、片道約3時間・運賃3,410円です。
往復だと6,820円ですが、青春18きっぷだと2,410円と半額以下で東京日帰り旅行が実現できます。
北海道フリーパス|JR特急7日間乗り放題+指定席6回
JR北海道内の普通列車・快速列車・在来線特急列車の自由席・JR北海道バスが、連続する7日間乗り放題、普通車指定席にも期間中6回まで利用できるフリー切符です。
通年を通して利用でき(GW・お盆・年末年始を除く)、料金は27,430円(1日あたり約4,000円)です。
この切符の魅力は在来線の特急列車にも乗れるのがポイントです。
北海道を1週間かけて周遊したい方にオススメの格安切符です。
例えば、函館駅から札幌駅は特急北斗11号で、8,910円(運賃6,270円+特急自由席2,640円)です。
使い方にもよりますが、鉄道で北海道を周遊したい方には、半額以下となるでしょう。
北海道&東日本パス|JR7日間乗り放題で18切符よりお得
JR北海道・東日本エリアの普通列車が連続する7日間乗り降り自由になる切符です。
利用期間は若干の変更がある場合がありますが、春(3/1〜4/22)・夏(7/1〜9/30)・冬(12/10〜2/10)の3シーズンの販売です。
料金は、おとな11,330円(1日あたり約1,660円)、こども5,660円です。
青春18きっぷよりもお得な料金で利用できるので、東日本エリアを普通列車でのんびり周遊したい方にオススメです。
また「北海道&東日本パス」料金に+6,110円(こども3,050円)で、北海道新幹線(新函館北斗~新青森間)の空いてる座席と北海道内の特急列車の普通車自由席が1日利用できる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」もあります。
週末パス|フリーエリア内2日間乗り放題
フリーエリア内のJR線や私鉄の普通・快速列車の普通車自由席が乗り降り自由になる切符です。
利用期間は、2021年3月28日までの土日祝日の連続する2日間(GW・お盆・年末年始を除く)で、それ以降の販売は現在未定です。
別途、特急券などを購入することで、新幹線や特急に乗車することができます(東海道新幹線除く)。
料金は、おとな8,880円、こども2,660円です。特にこども料金が安価に設定されています。
フリーエリア内のJRみどりの窓口などで、利用日の前日まで購入できます。
休日おでかけパス|東京近郊JR線が1日乗り放題

※2020年版チラシ/JR東日本
東京近郊(フリーエリア内)のJR普通列車・快速列車の普通車自由席と東京モノレール、りんかい線が1日乗り降り自由になる切符です。
利用期間は、土日祝日およびGW、夏休み、年末年始に利用できます。
詳しい日程などは、JR東日本ホームページをご覧ください。
料金は、おとな2,670円、こども1,330円で、JR東日本各駅の指定席券売機で購入することができます。
東京近郊にお住まいの方で、JRで日帰り旅行を検討している方にオススメです。
東京メトロ・都営地下鉄・23区JR一日乗車券
東京で1日に何度も電車に乗る方は、各一日乗車券がお得です。
東京メトロが24時間乗り放題になる「東京メトロ24時間券」は、おとな600円(ことも半額)です。
東京メトロ+都営地下鉄が1日乗り降り自由になる「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」は、おとな900円(こども半額)です。
東京メトロ+都営地下鉄+JR23区内の東京フリーエリア内の電車に1日乗り降り自由で利用できる「東京フリーきっぷ」は、おとな1,600円(こども半額)です。
都営地下鉄・都バス等に1日乗り降り自由で利用できる「都営まるごときっぷ」は、おとな700円(こども半額)です。
JR23区フリーエリア内の電車に1日乗り降り自由で利用できる「都区内パス」は、おとな760円(こども半額)です。
JR東海&16私鉄乗り鉄たびきっぷ

※フリーエリア/2020年版/JR東海
JR東海在来線と隣接する16の私鉄の普通・快速列車の普通車自由席が乗り降り自由になる切符です。
「乗り鉄たびきっぷ」は別途特急券等を購入すると、東海道新幹線ひかり号・こだま号、在来線特急列車も利用できます。(新幹線は熱海〜米原間で4回まで)
土日祝日の連続する2日間利用でき(GW・お盆・年末年始を除く)、料金はおとな8,620円、こども4,040円です。
JR東海の主な駅のきっぷ売り場等で購入することができます。
関西1デイパス|春・冬の日帰り旅行にお勧め

※2020年「春の関西1デイパス」/JR西日本
JR西日本、京阪、南海、近鉄、大阪水上バスの5社が連携した日帰り旅行にお勧めの切符です。
利用期間は若干の変更がある場合がありますが、春(3/1〜5/31)・冬(12/1〜2/29)の2シーズンの販売です。
企画内容は毎年異なりますが、2020年「春の関西1デイパス」の内容を見てみると、
京阪神エリアのおでかけに便利な「関西自由周遊区間」と大阪水上バスが1日乗り放題に加え、3つの観光地の中から選択した目的地までの私鉄チケット、さらにフリーエリア内のレンタサイクル駅リンくんを1回利用券がセットになっています。
2020年「春の関西1デイパス」の料金は、おとな3,670円、こども1,830円で、フリーエリア内のみどりの券売機などで購入することができます。
四国フリーパス|JR3日間乗り降り自由
JR四国全線の特急・急行列車の普通車自由席、土佐くろしお鉄道の普通車自由席、JR四国バスが連続する3日間乗り降り自由になる切符です。
料金はおとな16,440円(こども半額)で、JR四国のみどりの窓口等で購入できます。
バースデイきっぷ|誕生月はJR四国を満喫
誕生月の連続する3日間、JR四国全線・土佐くろしお鉄道の特急列車、阿佐海岸鉄道・JR四国バスが乗り降り自由になる切符です。
グリーン車と普通車自由席用があり、JR四国の主な駅のみどりの窓口で、誕生月であることを証明する公的証明書を提示することで購入できます。
料金はグリーン車用が13,240円、普通車自由席用が9,680円と、「四国フリーパス」よりも割安です。
一緒に旅行する方に限り3名まで同料金できっぷをお求めいただけます。
ぐるっと九州きっぷ|JR九州3日間乗り放題
JR九州の普通・快速列車の普通車自由席に、連続した3日間乗り降り自由になる切符です。
別途、特急券を購入すると、九州内の新幹線や特急列車も利用できるのがポイントです。
料金は窓口で購入の場合おとな14,800円(こども半額)で、インターネット列車予約の場合はおとな14,300円(こども半額)です。
利用期間は2021年4月2日までで、それ以降の発売は現在未定です。
旅名人の九州満喫きっぷ|九州全鉄道3日間乗り放題
九州内全ての鉄道の普通列車の普通車自由席が乗り降り自由になる切符です。
発売日から3ヶ月以内に1人3回または3人グループが利用する場合に利用でき、JR九州の駅や九州内の旅行会社で購入することができます。
通年発売しており、料金は11,000円(1回あたり3,666円)です。
まとめ
鉄道でお出かけしたい!たくさん電車に乗りたい!乗り鉄の方!は、乗り降り自由になるフリーパスをチェックしてみてはいかがでしょうか。活用次第では、運賃が最大半額以下に。
普段降りない駅に立ち寄ってみたり、目的地を決めず放浪してみたり、果ての駅まで旅してみたり、乗りたい電車に乗ったりと、乗れば乗るほどお得になるフリーきっぷ、お財布を気にしないでいいのも魅力ですね。
素敵な鉄道旅を!